森元治郎の発言 (外務委員会)
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○森元治郎君 防衛庁長官に伺いますが、このF105サンダーチーフ戦闘爆撃機、これはもちろん従来のF105と変わった——どこが変わったかといえば、スピードとか、操縦性とか、航続力とか、いろいろな性能の変化もありますが、何といっても、原水爆の核兵器を積んで、しかも、それだけの優秀な性能を発揮できるところにある。その一番優秀な期待される性能、それが乗っからないF105というものは、きばのないトラみたいになっちゃう。そんなものにわざわざ金をかけても、外務大臣の言う近代化計画の一環としてということにはならないと思う。アメリカさんのほうでは、大平さんの言葉をかりると、大体物理的に申し込んでこないんだと、まことにけっこうな話ですが、一体戦争の道具——戦争は相手があって戦う、これに対して勝ちたいというときに、せっかく近代化してきたものを、核兵器を積んであの性能で、スピードで走れるものが、核兵器はおろしていくんだと、簡単な普通の弾道のミサイルぐらいを吹っ飛ばしても、これ何の意味もないんですね。あなたは国防大臣としてどう考えますか。必ず向こうはこれは持ち込んでくる。大平さんがそうがんばれば、頼むと言ってくるかもしらぬ。これは当然だと思う。そういう事態は想像されると思いますが、防衛庁長官……。