山本伊三郎の発言 (内閣委員会)
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○山本伊三郎君 大体大臣の言われたことわかるのですが、私は何も大蔵大臣がこう言われたからどうかという、こういう問題の取り上げ方をしたいと思ってはおらない。これらもうあらゆる方面に影響する見通しでございますから財政金融はもちろんのこと、予算上減税についても基礎的なこれが数字になりますから、われわれはあの当初から六・一%をはじき出された経済企画庁が発表されたあれに対しては、相当疑問を実は当時から持っていたのです。少なくとも実質八%近くまでいくのではないか。しかもあの予算の基礎となる経済成長の見通しを出されたのは昨年だと思うのですが、二月、三月以降の在庫の減とか、あるいはその他の経済指標を見ますると、相当上回るものではないかという見通しを持っていたのです。したがって、私は大蔵大臣がどう言ったとか、経済企画庁がどう言ったとか、そういうことではなくて、やはりある程度の見通しというものは早いときにこれを出したほうが、私は一本の財政金融経済運営についてもいいのではないかと思うのです。むしろ私は大蔵省当局が、まあ大担とは言いませんけれども、財政金融の担当責任の省であるだけに、私はこういうものをやられることについては賛意を表しておる。一度あれを出したから、それに固執して政治的のことを勘案してこれをいつまでもふたをしておくということは、私はかえって日本の政治に悪いと思うのですが、私はこの点につきましては、七・五%が見通しとして正しいかどうかということではなくして、真剣に政府としてはこの問題について取っ組んでいただきたいと思うのです。特に大蔵大臣にその点で要望いたしますが、これについてもう一度お答えを。