大平正芳の発言 (予算委員会)

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○大平国務大臣 先ほど総理大臣がおっしゃいましたとおり、科学技術が発達いたしまして、兵器が異常な発達を見ておりますことは御案内のとおりでございまするし、また軍の空輸能力は画期的に増大してまいったということも、御案内のとおりでございます。したがって、いま淡谷さんが言われるように、日本だけでなくて、全世界にわたりまして、そういう情勢に昭応いたしまして、アメリカといたしまして軍隊全体の配置がえを考えておるということはおっしゃるとおりだと思います。ただ問題は、そうすることによってアメリカの軍事的能力が減殺するのではなくて、ミリタリー・ケーパビリティ、すなわちアメリカ全体の軍事的能力は落とさないようにやれるということをアメリカもやっておりまするし、また同盟国に対するアメリカの約束というものも十全に果たしていくということもアメリカが保証いたしておるわけでございます。したがって、日本の防衛計画との関連におきましては、そういうことがあったから直ちにどうこうという問題ではなくて、われわれの防衛計画は、既定の方針に従いまして、国力に相応して漸増の計画を進めてまいるという姿勢で差しつかえはないと考えておるわけでございます。いま御指摘の点は、日本とか沖繩ばかりでなく、全世界的にそういう新しい情勢に照応して、軍事的能力を落とさない範囲におきまして配置がえをやろうというように私どもは了解いたしております。

発言情報

speech_id: 104505261X00419631214_013

発言者: 大平正芳

speaker_id: 28089

日付: 1963-12-14

院: 衆議院

会議名: 予算委員会