海原治の発言 (科学技術振興対策特別委員会)

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○海原説明員 先生のおことばにチェックということばがございますが、これは従来しばしばその機会あるごとに関係のほうからお答えしておりますように、条約上、協定上、私どもは入ってくる飛行機なり船なりを検査する権限はございません。これは日米安保条約という、お互いに同盟関係のある相手方の間で、片一方は持ち込まないと言っておるのでございます。この信頼関係が二国間のいろいろな関係の基礎でございます。これも再々御答弁申し上げておりますが、いまだかつてこの信義に反した行為を米軍がとったことはございません。従来しばしば予算委員会におきましても、たとえば三沢に核ミサイルが持ち込まれておるのじゃないか、あるいは第七艦隊の飛行機に原爆が積まれておるのじゃないか、こういうような御質問がございましたが、いまだかつて過去において一回もそういう信義を裏切るような事実がないのが、今後それを裏切るようなことをやるとは私どもは考えておりません。
 次に、しかしたとえば横須賀あたりに新しい船が入ってきた場合には、これは先方からの好意として、海上自衛隊の幹部に対してその船の見学をやらしてもらっております。そういう際に私どもの幹部は一切説明を聞いておりますけれども、この際にはいろいろとしさいにわたって見学をする機会がございますので、そういう機会におきましても、従来問題とされましたようなものが何ら持ち込まれたことを発見いたしておりません。
 簡単に結論を申しますと、私どもはそういう検査を行なう権限は与えられておりませんが、F105が来ましたときにも、われわれの航空自衛隊のみならず、一般の新聞関係にも、あるいは一般民間にも公開されております。こういうことでございまして、やかましい検査というようなものではございませんが、その実物を見学し、いろいろリーディングを受ける機会は十分にございます。そういう機会で核兵器が持ち込まれたかどうかということを知る機会は十分ございます。

発言情報

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発言者: 海原治

speaker_id: 4884

日付: 1964-09-09

院: 衆議院

会議名: 科学技術振興対策特別委員会