野原覺の発言 (国際労働条約第八十七号等特別委員会)

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○野原(覺)委員 私は、国際的にもこれは大きな責任がある問題でございますから、やはりいけないところはいけない、党内の事情のためにこのような事態になったらなったということを率直に認めてかからなければ、この問題の解決はできないと思う。あなたがただいまおにおわせになりましたように、自民党の党内事情なんです、この事態になってきておる原因は。これは、だれが何と言っても党内事情なんです。社会党も自民党も、たとえば、自民党の代表としては倉石忠雄特別委員長、社会党は河野密ILOの社会党の特別委員長が窓口になって、数年間折衝してきたのです。そのことについてのいろんな文章上の表現技術その他はあるでございましょうけれども、その大綱を尊重するという両党の約束が実現されるならば、このようなことにならないのであります。私どもは、倉石特別委員長とわが党の河野委員との間に話し合いのついた、いわゆる自社両党の合意案については、党内に若干の不満がありましても、八十七号条約批准のためにはこの約束は守ろうと社会党は踏み切っておる。野党がこのように前進的な、前に進む態勢を示しておるときなのでございます。池田内閣の与党である自民党の状態は何でございますか。そのことを政府としてもしっかりつかんでこの問題に対処してもらわなければならないと私は思うのであります。そこで大事なのは、与野党の意見が折り合わないからだということであろうと思う。そういたしますと、与野党の意見を折り合わせる以外に、八十七号の批准と関連国内法の整備の問題は解決できないということになる。そのように理解してよろしゅうございますか。政府もそうお考えでございましょうか。

発言情報

speech_id: 104604313X01719640616_012

発言者: 野原覺

speaker_id: 16407

日付: 1964-06-16

院: 衆議院

会議名: 国際労働条約第八十七号等特別委員会