山崎始男の発言 (商工委員会)

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○山崎(始)委員 いまの重工業局長の御答弁は、あなたの立場とすれば通り一ぺんの御答弁なんです。私が聞いておるのは、そういう他の商品に、それだけの数の多いネックのあるものがあるかと聞いておる。おそらくそういうネックをつくられるということは、結局は、過当競争を防ぐというような意味で私はネックをつけられておるのだろうと思うのであります。ところが、私が言うのは、結局日本の輸出振興という大きな立場からいうて、そういうネックは業者の性格から見てしかたがないのだというふうな御答弁に聞けるのであります。そうすると、いつまでたっても、この隘路を打開しようという次の一歩前向きの方法論というものは、あなたの御答弁の中にはうかがえてこないのであります。大体この部品業者と組み立て業者がおのおのワクに縛られておって、そしてワクを残してくれという賛成派もあれば、ワクがあったんじゃもうどうにもならぬじゃないかという反対派もあるのは御存じのとおり、しかもいまから二年前に、これはあなたの存任中じゃありませんが、部品業者、要するに成型、レンズ、鏡体、組み立て、この四つの業者が集まって相談をし合った結果、こういうふうにお互いにワクがあったんじゃ困るなというので、あなたの前任者の時分ですが、通産省立ち合いのもとで、これの改善策をやろうじゃないかという覚え書きを交換されておるのであります。二年前に覚え書きを交換されておるその前の一年間は、その実態調査を業者がみなやって、自主的にひとつやろうじゃないか、このネックというものを何とか解決する方法をやろうじゃないかという合意を見て、そうして通産省がお立ち合いで覚え書きを交換しておるのであります。言いかえますと、業者自身は今日、賛成反対というて相論争しておりますが、いま私が申し上げましたことは、業界の内部においては、これは過去何カ年間問題になって今日まできておるのであります。そういう事実があったのを御存じですか、どうですか。そうして、なお私つけ加えておきます。覚え書きまで交換しておって、その改善策の相談を四つの組合がやったときに、成型と称しますいまのガラスの素材の業者、この組合だけが反対をしたために、前向きの改善策というものができなかったのであります。そのときに、通産省が立ち合った上で覚え書きまで交換をして、一業者だけが反対をしてできなかったという、まことに悲しむべき現象がございます。私は、時間がございませんから、きょうはその内容を言いませんけれども、成型の業者は一体どういう性格を持っておるか。成型いうたら素材ですぜ、ガラスですぜ。これの日本の実際のワクを持っておるのは八、九〇%までは一人の人間が持っておるはずです。私は、この間にわたって詳しくは言いませんが、なぜ反対をしたか。要するにワクさえ持っておれば、つくらなくてもそのワクは売れるのであります。これは申し上げるまでもございません。仕事をしておらなくても、切符を売りさえすれば金になる。そういうふうな温存されたワク制度のもとにあぐらをかいて今日までやってきている。そういうふうな事実があったことを御存じですか、御存じでないのですか。

発言情報

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発言者: 山崎始男

speaker_id: 162

日付: 1964-05-12

院: 衆議院

会議名: 商工委員会