加賀田進の発言 (商工委員会)

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○加賀田委員 それが支障がないと言うが、実際支障があるのですよ。昔は田畑の途中から送電線が地下にもぐっていたのが、いまは都会のまん中からもぐる。そういたしますと、どうしても地下ケーブルをしなければならぬという実態があるわけです。そういう要素が、ずんずんと都会が拡張いたしますから、伸びるわけです。したがって、いま申し上げたように、民間の方々が非常に迷惑をこうむっている、それで要求する、いや予算がない、そういうことをすれば電気料金が高くなるということで、都会の人々はそれをしんぼうしなければならぬというのが現状なんです。だから、それはやはり九電力の今日の資金力に依存してこれを実施するということは非常に困難じゃないか。したがって、いまいろいろ問題があるでしょうけれども、別個に政府としてこういう問題についての解決方法を講じていかなければ、九電力にやれと言ったってとてもできないと思う。そういう意味で、やはり政府として、この問題に真剣に審議会として取り組んで、財政的裏づけをどのようにしていくかということで、皆さん方の御協力を願いたいと思います。
 それと同時に、委員長が時計ばかり見ておりますから、話は飛びますけれども、いまダム建設において多目的ダムがずいぶん設計されております。いわゆるかんがい用水とか、あるいは治水用とか、工業用水とか、それに加えて、その落差を利用して発電を行なうというところもあります。これは大体地方公共団体が建設し、その計画と送電だけをやっておると思いますが、そのダムの水位の操作について、操作権は知事が最終的には決定するのでしょうけれども、実際は発電所が、発電能力とか、発電の将来について水位というものを操作する権限があります。そのためにやはり被害をこうむったこともあると私は聞いておりますが、そういうダムの水位操作について一体どのようにこれから指導されるのか。発電用としてのみこれを見るのか、あるいは治水災害防止という形の中で、事前に放水しなくちゃならないのに、相当雨量が出てまいりましてから放水する、そのためにダムの治水という使命が侵されてくる、こういう状態が起こっているわけですが、これらについて、通産大臣として、通産省として、いかに指導される意思があるのか。これは今日まですでに起こっておる問題ですから、明確にしてもらいたいと思います。

発言情報

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発言者: 加賀田進

speaker_id: 20805

日付: 1964-06-09

院: 衆議院

会議名: 商工委員会