加賀田進の発言 (商工委員会)

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○加賀田委員 そこで、疑義を持つのは、電力料金というのは御存じのように原価方式になっておりますね。そうすると、八%という利益が保証され、しかも原価計算でずっと数字をあげて出てくるわけですね。その金額が申請されて審議会にかかり、いろいろ公聴会等を開いて使用者の意見等も聞いて相当もめる。もめにもめ抜くと、今度はその申請された電気料金よりも何%か減った形で、この電気料金というものは従来きまってきているわけです。私は、利潤がきまる、原価計算の基礎がきまってきたら、これは不動なものでなければならないと思うのですが、どうも政治的に使用者等が非常に電気料金値上げについて——これは社会性というものを認めているのだったら別です。政治性というものをその中に認めているのだったならば別として、これは方式として出てくるわけですよ。それがなぜそういう形の中で下げられ、それが了承されて、しかも九電力がやはり一定の利益をあげつつ運営していっているのか。もちろんそれは企業努力だ、こう言います。企業努力でそういう利益を別個に自分たちはあげたんだと言うけれども、企業努力の余剰というものを九電力が相当見込んで、そういうものをやるのか。二年間の電源開発の必要性とか、需要の状態とか、あるいは今後の技術革新における方向とか、いろいろな二年間の見通しの上に立って、原価というものは私はきまると思うのですが、そう簡単に企業努力——そういう大きな見通しの上に立ってきめられた電気料金というものが、わずかの間で変更されて、しかもそれになお相当の利益をあげていくというのが、どうも私はその点がわからない。電気料金を査定するときには、それが一体どのようになっているのか、明確にしてもらいたい。

発言情報

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発言者: 加賀田進

speaker_id: 20805

日付: 1964-06-09

院: 衆議院

会議名: 商工委員会