早川崇の発言 (地方行政委員会)

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○早川国務大臣 火災のみならず、最近は水防あるいは治安あらゆる面におきまして、報いを求めない奉仕をしている義勇消防団員約二百万の人たちの存在は、単に消防という問題だけでなく、私は日本の社会をささえる道徳的なモラルの、源泉であると思っておるわけであります。したがってわれわれとしては、この人たちは報酬を求めるためにやっておらないというこの崇高な消防精神、これは私は日本をささえる力だと思っておるわけでございます。したがって、この処遇という場合には、それに対する反対給付でお金をやるんだという気持ちであってはいけない。あくまでもそれは国なり社会全体が感謝するという気持ちでこの問題を考えなければ、せっかくの消防精神というものをスポイルするわけであります。
 そこでわれわれとしてはいろいろ苦心をいたしまして、従来十五年以上の方には銀杯を差し上げておりましたが、せめて十五年勤務された方にはお伊勢参りもしてもらおう、東京へ見物にも来てもらおう、そういうささやかではありますが、十五年以上勤続の方々に対しまして、国、地方団体のほんとうの感謝の気持ちとして、三万ないし七万に及ぶ退職時における報償金と申しますか、そういうものを銀杯に添えまして差し上げるということになりまして、これに伴いましてこの法律も提案し、またこれを地方財政計画にもその費用を織り込んでおるわけでございます。もちろん対価というか、契約的な報酬という意味では非常に少ないものですけれども、私はあくまで消防精神というものに対する国、地方団体としての感謝の何といいますか微衷という意味で、この制度をぜひともひとつ今国会で御審議いただきまして成立させていただきたい、かように思っておるわけであります。

発言情報

speech_id: 104604720X00319640131_022

発言者: 早川崇

speaker_id: 21219

日付: 1964-01-31

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会