早川崇の発言 (地方行政委員会)
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○早川国務大臣 非常に傾聴すべき御意見だと私は思います。なぜなれば、自分の財源は自分で徴収するというところに自治の精神的な面での大きな発展があるわけであります。しかし同時に交付税というのは、戦後自治庁が考えた傑作だと私は思っております。なぜならば地域格差というものはどうしてもあるものですから、所得税、法人税、酒税というものを自主財源にした場合に、そのアンバランスをどうするか、ますます格差が開いていく。そこに交付税という非常に巧妙なる方法で調整していくというのが六千億にまでなったわけであります。したがって、三税を自主財源に回すべきだという技術的な方法は、非常にけっこうな御趣旨ですけれども、最近私が一番憂えているのは、最近の自治体には個性がなくなったということです。ほんとうに画一的な自治体になってしまって、そこに新しい価値の創造がなされておらない。そういう意味では画一的な豊かさよりも、個性のあるアンバランスということが、これまたある意味で私は必要だと思いますけれども、残念ながら、そうするとますます格差が開いて、おしかりをこうむるというわけでありまして、実はいまの交付税の方式以外に名案がないのであります。地方制度調査会、税制調査会にもいろいろ御検討願っておるのですけれども、なかなか名案が出てこない。何かいい御名案がありましたらひとつお教えいただきたいと実は思っているほどでありまして、今後の検討の資料として、いろいろ御意見を拝聴いたしたいと思っております。