石田礼助の発言 (予算委員会)

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○石田説明員 過密ダイヤということを申しましたが、たとえばこの前起きた鶴見の問題なんかにいたしましても、一日にあそこを通過しておる列車というものは九百六十本もある。東京駅を出入りする列車というものは二千四百もある。こういうような過密のダイヤというものは世界に数がない。フランスの副総裁が数年前に来て、国鉄はまさに軽わざ芸をやっておる、こういうようなことを申したのでありまするが、しかしこれは、どうも日本の財政力をもってしては、ある程度私はいかんともすべからざることであると思う。この間に立って、どうして一体安全輸送をやるかということが、われわれ国鉄人に課せられたる運命だと考えております。ではどうしてわれわれはこれをやるかというと、第一は車内警報装置の問題、それから第二は信号保安設備の問題、それから第三は踏切の対策。御承知のとおり、事故の相当大きな部分は踏切対策であります。フランスだとかドイツのごときは、八千メートルに一本の踏切があるのに対して、上越線のごときは三百メートルに対して踏切があるというようなことで、どうしても事故が起こりやすい。私どもとしては、車内警報装置によって運転手の注意を喫起するような装置をつける。また信号保安設備というものを完備する。それからさらに踏切対策というものに対して重点を置きまして、少なくとも複線以上のところに対しては大部分は三十九年中に、そうして少なくとも四十年の三月までにはこれを完成する、こういうことにいたしまして、軽わざ芸をひとつあやまちない軽わざ芸にしたい。こういうことがいまわれわれが努力しておる点でございます。

発言情報

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発言者: 石田礼助

speaker_id: 18304

日付: 1964-03-02

院: 衆議院

会議名: 予算委員会