辻原弘市の発言 (予算委員会)

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○辻原委員 東京近郊のラッシュについては、これはあなたから御説明を承らなくても、もうすでに限界を越しているということは、これはもうだれが考えたってわかる。問題はそれに対する対策なんです。ただ列車を少なくして安全を確保しょうというのはだれにでもできる。しかし、時代の要請に従って、進展する社会の状況にマッチして不便をなからしめ、同時に安全性を確保するということに問題のむずかしさがある。あなたのいまおっしゃったようなことは、できるだけ列車運行について、多少乗客に不便であっても安全性を確保する、それも必要です。必要ですが、さっきから言っておるように、前向きでこれを解決するためにはどうするかということをお尋ねしておる。また、列車事故は東京近郊だけではありません。山手線その他の問題だけではなくて、全国至るところ今日事故を発生する要因が潜在しておる。これはあなたも言われておるでしょう。だから、それらを解決するには一体具体的にどうだ。これは経費の問題なんだ。だから、三十八年から三十九年にかけて、一体国が措置をした金でもって、あなたの希望するような過密ダイヤの解消について少なくとも最大限おやりになることができますかと私はお尋ねしておる。まず、過密ダイヤの解消については、何といいましてもこれは改良費が重点でしょう。安全性の確保については、安全対策費が重点でしょう。踏切その他の事故対策について具体的にどう措置しているか。それで少なくとも計画に従って一〇〇%ずつおやりになることができますか。できるなら、あなたが不足を言う筋合いのものではなかろう。不足をおっしゃる必要はないでしょう。しかし、あなたがいままで各委員会を通じて、予言者のように、ともかくまた事故が起きるとおっしゃっている。国民はびっくりぎょうてんしていますよ。最高責任者が、また事故が起きるかもわからぬ、これはたいへんな発言なんです。だから私はこの問題を重視して、一体あなたの心境はどうなのか、これでもって一体国鉄というものが今後国民に安心を与えるようにやっていけるものかどうかをお尋ねしておる。改良費はどうなんですか。かなり満足すべき状態にありますか。安全対策費はどうですか。詳しいことは要りません。ともかくあなたから概略の説明を願いたい。

発言情報

speech_id: 104605261X01819640302_012

発言者: 辻原弘市

speaker_id: 17155

日付: 1964-03-02

院: 衆議院

会議名: 予算委員会