保川遜の発言 (予算委員会第一分科会)
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○保川会計検査院説明員 一昨日横路先生からの御質疑がありまして、私非常に不調法で、何か、わかっておって隠しておるのではないかという御印象をあるいは与えたのじゃないかと思っているのですが、非常にその点申しわけないと思って、説明が不十分だったと思いますのでおわび申し上げます。本日これから説明いたします場合に、会計検査院で計算証明あるいはその他の資料によって何がわかるか、何がわかっていないか、この点をはっきりさして御答弁さしていただきたいと思います。
内閣官房におきましては、ちょっとあるいは御質問の趣旨からそれるかと思いますが、情報調査委託費と報償費と二つございます。情報調査委託費は、これは委託関係の詳細な証拠書類が計算証明によりまして提出されております。したがいましてこの関係は、計算証明でわれわれははっきり、どの団体にどういうものがいっておるかということはわかります。これは概略申し上げますと……(横路分科員「それはよろしい、報償費のほうだけ」と呼ぶ)報償費関係では、いま総長からも申し上げましたように、計算証明でわかる点は、内閣の最高責任者と申しますか、その責任者に月々幾ら渡されたかという証明が出ております。これは計算証明でわかるわけであります。その渡されたものがどういうぐあいに使われたかという点は、いま申し上げましたように、実地に検査にまいりました際にそれぞれ、実地と申しますと、内閣でありますから内閣官房の検査の場合に、その現場におきまして証拠書類を拝見して説明を聞いて、そこで確認する、こういう方法でやっておりまして、事柄の性質上、詳細な資料あるいは記録というものは、これはとっておりません。そこでこの関係で実地検査に行きました者の報告に基づきまして、内容の概略は大体承知いたしておりますが、それを申し上げます。
内容といたしましては、謝金的な使用をされておるもの、それから情報の収集整理といったような役務の対価として支払われているもの、あるいは懇談会、会談等の交際費的に使用されているもの、こういったものがその内容で、私が内閣官房の経費の内容としていまわかり得るのはその程度でございます。ひとつ御了承をお願いいたしたいと思います。
外務省の場合も、ただいまの内閣官房とほぼ同じでございまして、やはり月々の計算証明で、その責任者にどのくらい渡されておるかという点はわかっております。その内容は、外務省の本省実地検査におきまして証拠書類を拝見して、そこで確認をいたす、こういう方法でやっております。内容の概略は、外交工作関係、それから外国使臣等の接伴等の、そういう交際費的な経費がこの内容でございます。以上でございます。