松浦定義の発言 (災害対策特別委員会農林水産委員会連合審査会)
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○松浦(定)委員 先ほどから申し上げますように、北海道の冷害は、九月十日の当委員会で、私は、非常にたいへんである――当時農業団体の代表として中央会の鈴木参事が、まだ書類はできておらないけれども、私どもの過去の体験からいたしまして、今年の冷害は被害総額は四百億を下らない、こういう陳情があったわけであります。私も、当然四百億は下らないということは自信を持って、ぜひひとつ本委員会で調査をしてほしいということを要請し、委員長の了承を得て御調査にかかっていただいたのであります。それから今日まで長い間、何回となく繰り返す調査の実態は、むしろ現地では、調査調査と来るけれども、その結果はどうしてくれるのかという批判さえ出ておったわけであります。それでもなおかつ、私どもとしては、国会並びに政府、また農林省関係の人が行っていただくことは、やはり北海道の実情を知っていただくことにおいて当然である、こういうように理解をしながら今日まで来ておったのであります。しかし、私ども現地を見てまいりますと、異口同音に、農林省その他政府機関の方々の新聞記者会見での御発言は、町村知事の要請によってこの調査に来たのである、町村知事は非常に熱意を持ってこの問題に努力をしておる、こういうような話であるにかかわらず、いまのような経過の状態では、熱意がないということは私は言いませんけれども、何を考えて調査をされておるのか――これはある一部からの非常に懸念をしている意見でありますが、もしそういうことであるなら、たいへんだと思いますが、たとえば調査をする場合に、農林省当局がやっております統計調査は、全く敏速に出ておるのではないかというふうに見ております。しかし、町村から出ておる数字、これは農業団体それぞれありますが、できればそういうものは、現実は一本であることが正当でありますから、調査は一本になるべきであるということは当然であります。ですから、そのことについての話し合いとか、あるいは十分なる調査が必要でありますけれども、聞くところによりますと、これは私の聞き方が悪かったといえばそれまででありますが、ある町村では、その出した数字に対して、これはちょっとひど過ぎるのではないか、そういうようなことで、再調査に再調査をさせろといったような経過があるということを実は聞いておるわけであります。そうしますと、実態はこうであるといったのを、道庁において、それはひど過ぎるから、もう少しやり直せ、調査し直せというようなことで調査がおくれておるのであったら、たいへんだと思うわけであります。ですから、そういうようなことはないと思う。しかし真の実態を把握するには、いまのような綿密な調査も必要かもしれませんけれども、激甚災害地としての処置としては、これは人命に影響する問題でないからということでこんなに調査にかけるということは、本問題を解決するには道の態度としてはあまり好ましいいき方ではないと思う。しかし、事ここに至りまして、いまこれを追及いたしましてもどうにもなりませんけれども、去る二十日の道議会のいろいろのあれを聞いてまいりますと、先ほど御陳情のあったようなとおりで、月末には何とか数字を出したい、こういうことであります。いま官房長のお話にいたしましても、出てきたものとの調整については相当期間がかかるという御説であります。私どもがこうして陳情を受け、あるいはまた、委員会で何回となくやっておりますることは、数字が出てこなければどうにもならないという一つのワクの前でいろいろ議論をしておるわけであります。ですから、数字が出てきたらどうするかということははっきりもうきまっておると私どもは見ておりますけれども、実際用地の農民にしてみればたいへんだと思うわけであります。ですから、農林省といたしましてはぜひ道を督励していただきまして、できれば知事を早く中央に呼んでいただいてでも、私はこの問題を早期に解決ができるようにしてやっていただきたい。こういう点について舘林政務次官から明快な御答弁をいただきたいと思います。