松浦定義の発言 (災害対策特別委員会農林水産委員会連合審査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○松浦(定)委員 キロ当たり幾らとかなんとかいうことでなしに、先ほどお話のように、そういう関係者と話し合いをして約束をしてきめた、こういう額が、政府の収入というものは三千万円だというように私は聞いておるわけなんです。これは道庁の水産課で聞いてきたのです。ですから、極端に申し上げますと、三千万円さえ入れば、あとはまあいいのだといったようなふうにも受け取れるわけなんです。ですから、私どもとしては、三千万円だということを聞きますと、三十万尾十勝川水系だけでとれるとすれば、一尾百円にしかつかない。ですから、このような凶作のときに、同じ地域にある河川で、極端に申し上げますと、六月の集中豪雨等においては、むしろ、その河川に対して地域の農民なり関係住民は河川保護のためには非常に努力をしておる、その河川であがってきた魚は、いまのようなお話で、ひとつもその地域住民の恩恵にならない。普通の年ならば私はそういうことは申し上げませんけれども、こんなような年でありますから、むしろ逆に、私が先般申し上げましたように、松浦運輸大臣が政府代表で行くならば、そういう実態かわかるわけでありますから、全部三千万円の範囲内で話ができるものがいまお話のように五千尾あるのですから、そのほかのものは政府で買い上げてでもこれはお見舞いとして出したらどうかということをこの間も私は申し上げたのです。それを、努力した結果、そういう処置はとれないで、従来どおりの方針でいけば五千尾しかもう何ともならない、こういう御回答でありますけれども、それでは、地域の住民が畑に立ってみれば、一粒も豆がとれない、ちょっと川をのぞけば、サケがごちゃごちゃとのぼってくる、それをとった者は、政府へ納めた金が百円くらいで、あとは全部もうけておる。最近、東京あたりへ参りますれば、そのサケ自身はかりにこなくても、同じようなものがくれば、二千円、三千円、中には五千円もするようなことにもなるわけであります。そういうものを見ていれば、いま取り締まりのほうは、密漁といって非常にきびしい制限をしておるようでありますけれども、いまの状態では、もしそういうことであるならば、たとえば一カ月ならば一カ月そういう被災農家にそういう魚をとらせる、これは一つの就業であります。就労させる、こういうくらいまでやってもいい今度の事態ではなかろうかと私は思うのであります。くどくどしく申し上げませんけれども、そういう状態でありますから、五千尾なんといったような、そういうけちな考えでなしに、これから努力できる範囲内において努力して、せめて少なくとも二、三万尾ぐらいの程度のものはこれはできると思うのであります。そういうような努力をされる用意があるのかないのか、もしないとするならば、五千尾でもって――五千尾もらったからということは、私ども当委員会で発言した限りでは申し上げませんが、政府のほうで五千尾でひとつがまんせよといって現地へ持っていかれるだけの、内容としてはあまりにも不十分だと思いますが、その点、重ねて水産庁長官の意見として私は部長の御意見を承っておきたいと思います。

発言情報

speech_id: 104605322X00219641027_016

発言者: 松浦定義

speaker_id: 4227

日付: 1964-10-27

院: 衆議院

会議名: 災害対策特別委員会農林水産委員会連合審査会