前田充明の発言 (オリンピック準備促進特別委員会)

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○説明員(前田充明君) たいへん有意義なお話を伺ったのでございますが、記録映画からちょっと申し上げたいと思うのでございますが、記録映画は、組織委員会におきましては、憲章に基づきましておつくりになる。いま、おつくりになるものが、実際に競技の技術的な立場からいいまして非常に役立つかどうかという問題から出発しておられるのでございますが、「民族の祭典」において技術的な点で欠けるところがあるというようなお話もございましたのですが、そういう場合もあるかと思うのですが、私どもの感じから申しますと、「各種目の決勝を撮影した完全な映画によって、競技大会が永久に記録されるよう」、こういうことが憲章の中にうたってございまして、そういうことは、芸術的におとりになるとしても、憲章の精神は無視するわけではないと思うのでございます。
 かような意味で、ある程度はもちろん役立つであろうと思っておりますが、憲章の中に、さらに「各国際競技連盟は、当該種目の技術的な十六ミリ映画を撮影して、学校、競技者クラブ、あるいは、その他同様の非公開の観客に対して、有料で上映することができる。」と書いてあるわけでございまして、こういう国際スポーツ競技連盟の関係の方は、競技場へ入って撮影をすることは許されておるわけでございます。したがって、そういう十六ミリ映画をつくるということはいいわけでございます。現に、これは私まだよく確かめておりませんが、国際陸連その他一、二の国際団体は十六ミリ映画をとる予定をしているというようなことをちょっと聞いておりますが、これは全く「技術的な十六ミリ映画」と初めから書いてあるわけでございます。相当役立つものができるのではないかと思っております。
 で、私ども文部省のほうから申しますと、競技場へそうどんどん撮影者が入りますと、競技のじゃまになるわけでございます。そういう意味で、憲章でこういう許される範囲の人を一々書いてあるわけでございまして、したがって、まあ現状では、私ども文部省がそういう映画をとる計画は特に実は持っておりませんが、しかし、こういう国際競技連盟等、その競技場へ入る資格のある人たちが大いにそういうものをとってもらうということについては非常にけっこうなことだと思っておる次第でございます。

発言情報

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発言者: 前田充明

speaker_id: 27316

日付: 1964-08-31

院: 参議院

会議名: オリンピック準備促進特別委員会