与謝野秀の発言 (オリンピック準備促進特別委員会)

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○参考人(与謝野秀君) 私も国際陸連の手続のほうのことはよく存じませんが、ともかく会長としては、ソ連を含めた十五人の理事に諮問して、こういう多数決の結果が出たので、これでもう理事の意見はわかった、しかし、これだけでは、総会ではどういう多数意見が出るかわからないから、総会に——つまり、一年では短い、永久に資格を停止しろという議論もあるのですね。しかし、それは一年にしたというのも自分の責任で、選手には罪はないじゃないかということでそうしたが、この結論が妥当であったかどうかというようなことを総会にはかりたい、こういういきさつがあるわけであります。
 それから、ただいまのお話で、私としては申しにくいのでありますが、次のガネホ大会というものは来年アラブ連合であるわけであります。アラブ連合の、IOCのメンバーでもあり、同時にガネホ大会の副会長でもあるプーニさんという方がおられまして、この人は、先般日本に来られる前にジャカルタに寄っていろいろ相談をされ、また、今回もう着かれたのですが、こういう人たちが、つまり、先ほど河野先生前向きということばを使われましたが、私も、やはり時がたてば、オリンピックと、何というか、矛盾しないガネホ大会というものへ持っていくことも将来はできるのじゃないかという考えは持っているのでありますが、現在の段階においては、まだ正面衝突したままの段階になっている。しかし、来年ガネホをやらなくてはならない。しかもIOC委員であるガネホ参加の委員としては、その辺にいろいろ苦心があるのでありますが、先般来られたときに、国際陸連は態度が固いぞということを言っておられました。インドネシア側とはいろいろ話している、こういう人たちが集まって、またどういう動きが展開されますか、そういう点はまだあると思いますし、また、ソ連の人たちがどういう動きをするかということはございます。しかし、もうあと十日に迫りましたオリンピックでございまして、おそらく、国際陸連が理解する余地なしと言っているものを、この十日間にひっくり返ることは、まあ望みないことではないかという考えを持っております。

発言情報

speech_id: 104613811X00319640930_011

発言者: 与謝野秀

speaker_id: 29469

日付: 1964-09-30

院: 参議院

会議名: オリンピック準備促進特別委員会