海原治の発言 (科学技術振興対策特別委員会)

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○説明員(海原治君) 御質問が非常に一般的、抽象的でございますので、同次元で考えるということの意味が実はわかりかねますが、先ほど申し上げましたように、アメリカの態勢といたしまして、現在平時でございます、米ソ間にかりに戦争が起こりますれば、人類一人当たりに対して十五トンあるいは二十トンに相当するような破壊力というものが双方にあるということでございますので、米ソの核兵器の撃ち合いによる戦争というものはないだろうと、こういうことが昨年の核実験停止条約の背景であるということも、私どもの判断として過去において何回も申し上げております。そういう平時におきまして、核弾頭を装着したものを持ち歩く必要はないわけであります。こういうことはアメリカのマクナマラ国防長官もはっきり言っておりますけれども、現在において最も注意を要するものは、中規模以下のいわゆる局地的な紛争である、ゲリラ戦である。そういうものに対処することが、非常に困難であると同時に、重要なことであるということを言っております。これが、現在のアメリカの国防政策の基本でございます。

発言情報

speech_id: 104613913X00119641008_099

発言者: 海原治

speaker_id: 4884

日付: 1964-10-08

院: 参議院

会議名: 科学技術振興対策特別委員会