横川正市の発言 (決算委員会)

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○委員長(横川正市君) 補助金適正化法の国会での成立過程を見ますと、非常に運用については微妙な点がございまして、実際上検察当局がこの法律に基づいて行為を起こす場合には、実際ある件を摘発する場合であっても、相当政治的な手心や配慮というようなものが当然必要になるような審議過程の何か速記録が残っているようです。ただ、私ども実際に現地を見て、これがというように思われるのは、ある県に参りますと、補助金何百件という地方の約半数が、工事について、たとえば過大設計であるとか二重査定であるとか、そういうようないろいろな指摘を受けて戻入をされておる。
 そこで私は、この点は一体ないのかどうかという点で非常に心配をしたのは、災害常襲地の場合には、第一次災害、第二次災害、第三次災害と、日を追うて災害が来襲するわけです。ある期間を置いておりますと、第一次災害に対するいわゆる工事計画が立ってまだ着工半ばにして第二次災害と、それから第三次災害の場合にもそういうような例がある。こういうふうにやられると、一面では、会計検査院の検査が相当時期的におくれたから、実際上戻入した金というのは、相当地方財政では、指摘されたからやむを得ないという意味での戻入というのがないだろうか、こういう点が一面にあるわけです。それから一面には、たとえば焼け太り式に災害がくると県財政が豊かになる、こういうようなことで、実際上、現地を決算委員会で見てみますると、非常に微妙な問題があるわけですが、この適正化法に基づいて実際上刑事当局ではどういう方針を持たれてやっているか、この点を実は私どもとしては知りたい点なんでありますが、お答えいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 104614103X00519640311_017

発言者: 横川正市

speaker_id: 27228

日付: 1964-03-11

院: 参議院

会議名: 決算委員会