林塩の発言 (予算委員会)
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○林塩君 それで、この考え方がやはりどこまでもついて回りまして、医療報酬の中の点数がきめられますときに、病院等の看護をよくしていくという趣旨をもってきめられているのでございますが、数は魔ものでございまして、このきめられております、いわゆる基準看護の中に盛られました思想もやはりそれと関連いたします。このために、たいへん病院の看護上の不備を来たしているというのでございます。たとえて申しますと、基準看護の内容も一類、二類、三類となっております。そして一類の場合は四人に対して一人、二類の場合は五人に対して一人、三類の場合は六人に対して一人、こういうふうになっております。しかし、これを実際の場になりますと、看護婦は病院等では三交代をしております関係で、十二人に一人というのがほんとうなんです、そして休み等をとりますために、一人の受け持ちが二十人に一人、こういう割合になるわけです。それから、しかもその十人の中の内容を見ますと、看護婦が四人、准看護婦が四人、補助者が二人というふうな、まことにお粗末な内容になっております。それで、そういう内容の看護関係の質で、二十人の患者を一人で見ていくというようなことが、はたしてこのいわゆる看護状態をよくして医療保障を進めていく、患者にはよい看護をして早く回復をするように、生命を預かるのだ、健康を預かるのだというような、そういううたい出し文句と、こういう実態を考えてみましたときに、まことに私は寒けがするような気がいたしますが、これに対しまして、基準看護、医療報酬の中にきめられておりますところの基準看護の改定を迫るものでございますが、これに対して厚生大臣いかがすか。