大平正芳の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(大平正芳君) アメリカにおきましても、民間の世論というものは、新聞雑誌、その他にいろいろな論説が掲載されておりますことは、鹿島先生も御承知のとおりでございます。けれども、アメリカ政府の中国政策というものは、いま御指摘のように、以前と何ら変わっていないと私どもは見ております。変わった徴候は何ら見せておりません。そうして、これをどう見るかの見方につきましては、この前の本委員会におきまして、羽生先生に対して答えました私の答えにもありますように、アメリカの極東政策というものをどう評価するかの問題は、これはいろいろ評価のしかたがあると思いますけれども、しかし、アメリカの東亜の安定と繁栄に関与しておる力と役割り、成果というものは、正しくこれは評価すべきであると存じております。もとよりアメリカも万能ではございませんから、個々の政策につきまして私どもがいろいろ気づいた点がございましたならば、これは当然。パートナーとしてアメリカに伝えることはいたしたいと思いますが、政策の評価につきましては、客観的に冷静に、これは評価すべきものだと存ずるのでございまして、もしアメリカの東亜、アジアに関する関与がなければ今日のアジアはどうなっておったかということは、これは想像するだにりつ然たるものがあると私は思います。

発言情報

speech_id: 104615261X00819640306_022

発言者: 大平正芳

speaker_id: 28089

日付: 1964-03-06

院: 参議院

会議名: 予算委員会