村山道雄の発言 (予算委員会)

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○村山道雄君 何ぶん非常に困っておる問題でございます。両大臣の非常に御理解のある御答弁をいただいたのでございまするが、この問題を解決いたしますために、今後とも御尽力をお願い申し上げたいと存じます。
 地域所得水準の低いということは、地域担税力が低いということの意味でございます。そこでは自力によって公共事業を起こすことができないのでございます。地域所得水準の低いということは、地域の資本蓄積力が低いということを意味するのでございます。そこには自力によるところの投資は起こらないのでございます。また、地域所得水準の低いということは、地域購買力が低いということを意味するのでございまして、そこには目ぼしい製造工業は興こらないのであります。公共事業が興こらない、新しい投資も行なわれない、工業も興こらないから地域所得水準はいつまでも低いのでございまして、すべて貧困の悪循環を繰り返しております。この悪循環を断ち切る唯一の手段が、未開発地域に基づく政府の財政投資でございます。それによりまして地域の所得、すなわち担税力、また、資本蓄積力、購買力が同時に一挙に増加いたしまして悪循環が断ち切られるのでございます。政府がますます熱意を持って未開発地域開発の事業を達成されんことを要望いたして私の質疑を終わるのでございまするが、これらの基本的な問題に対しまして、大蔵大臣のお考えをお伺いいたしたいのでございます。

発言情報

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発言者: 村山道雄

speaker_id: 17986

日付: 1964-03-11

院: 参議院

会議名: 予算委員会