田中角榮の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(田中角榮君) 答申はよく読んでおりますが、しかし、税制調査会の立場でお考えになったものと、ただ私たちのほうでは——税制調査会は歳出のほうは考えておらないのです。私は三十五年から確かに私も答申をずっと読んでみましたが、二〇%程度という答申に沿いたいということでございますが、今年度はこのままにしておきますと二二・八%になるわけであります。それを二千二百五十六億円——だんだん大きくなったわけです。初めは二千億に近く、二千億、二千億以上、二千百億、二千百八十億、こう御報告しているうちに、こうしてだんだんと御発言等もありますので、いろいろのことを検討しながら、三十九年度の減税でもって平年度二千二百五十六億円ぐらいになると思います。そういうふうになっておるのでございますから、私は税制調査会の、こういう減税案を提出しておる税制調査会の答申をまじめに尊重されておらぬ、こういうことを言えば言えると思いますけれども、私のほうから考えますと、このほかにたくさんの歳出要求を健全財政を守りながらまかなっていくのでございますから、二〇%でなければいけぬ、こういうふうにおとりいただきませんで、歳出の内容等も十分検討しまして、社会保障費も対前年度一般予算のワクが一四・二%しか伸びておらぬのに、社会保障費も二〇%以上も伸ばさなければいかぬし、道路とかその他も二〇%以上にしなければならぬし、住宅も一七%から二〇%にふやさなければいかぬしという、こういう状態を十分比べていただきますと、税制調査会の二〇%程度にとどめることが好ましいと、望ましいと、当時こういうことを言われたものと、今年度二二・一%税負担率がなっておるということがまあそう違わないのだなということをひとつ御理解いただければはなはだ幸いだと思います。私はやはり三十五年に二〇%と言われた税制調査会の答申に基づいて、この間中山さんが、いや、いまでも二〇%が好ましいと、こういうことを言われましたが、言われることはよくわかります。私もそうありたい、こう思っておるのですが、財政の事情その他を十分考えて、これが国民自体の将来のための投資でありますから、ある時期、私は二一%になり、二二%になるということはやむを得ないことではないか。私はまあ大体二〇%というものが二一、二%と、こういうところにお考えいただければまあいいのではないかというふうに考えます。

発言情報

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発言者: 田中角榮

speaker_id: 242

日付: 1964-03-16

院: 参議院

会議名: 予算委員会