山本伊三郎の発言 (予算委員会)
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○山本伊三郎君 予算審議も衆参を通じてすでに二カ月にわたっております。その間、池田総理、田中大蔵各閣僚にはたいへん御苦労だったと思っております。私は、過去二カ月間における衆参両院で論議をされました事柄につきまして、三つの大きい新聞並びにそれを裏づけするために会議録を克明に実は調べたのでありまするが、そこで政府の答弁あるいは新聞の論調等を集約いたしますと、次の二つの問題がいまの池田内閣としては当面解決をしなければならない問題だと集約をしたのであります。
その第一は、やはりその論議をされた回数その他から見ましても、日韓問題が一番重要な池田内閣に課せられた問題だと私は見たのであります。第二の問題としては、池田内閣の成立以来問題になりました所得倍増の経済政策に対するゆがみを是正するためのいわゆる国際収支の改善、それに伴う消費者物価の抑制、これが第二の問題として上がってきております。第三は、ILO八十七号の批准の問題が大きくクローズアップしておるのであります。時間がそう許されませんので、要点だけかいつまんで締めくくりという意味において質問をいたしますので、誠意ある御答弁をまずお願いしておきたいと存じます。
日韓会談の問題でございまするが、突然、最終段階だといわれる状態にあって、韓国内部の事情からこれが非常に大きい問題となったのでありまするが、一昨日の本委員会におけるわが党の瀬谷君の質問に対しまして、若干私も疑問を持つ点がありますので、再度ひとつ質問を試みたいと存じます。一昨日の藤田理事からの約束がございますので、まず農林大臣にちょっとお伺いしておきたいんですが、一昨日の午後三時半だと思いまするが、これは新聞で知ったのでございまするが、農相会談で日韓問題で協議された際に、いわゆる韓国の事情についてつまびらかにひとつ聞いてもらいたいということを言っておりまするが、その際に農林大臣がどういう事情をお聞きになったか、この点をまず最初に聞いておきたいと存じます。