海原治の発言 (内閣委員会)
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○海原政府委員 私の御説明が不十分なために若干先生に御不満を与えていると思いますが、整理して申し上げますと、私が従来から申し上げておりますように、サブロックというサブマリンロケットが装備されますものは、いわゆる通常の原子力潜水艦のうちではスレッシャ一タイプのものである、これが第一。したがいまして、シードラゴンとかソードフィッシュであるとか、こういうものが改装されましてこれにサブロックが装着できるようになっていると私どもは判断いたしておりません。この点に関連しまして、先ほど佐世保に入りましたときの艦長のことば云々ということがございましたけれども、私どもが聞いているところでは、そのときの受け答えは、これは二日ありましたのでそのうちのどっちかわかりませんが、現在のサブロックはまだ研究開発中のものである、これが一つでございます。それがこの船に装着できるかどうかということについては、そういう具体的なことについてはノー・コメントである、これが私どもの承知している当時における艦長と新聞記者諸君との間の対話だと聞いております。あとのほうのノー・コメントということを、人によりますと、それは積めるのを積めるとは言わないのだというふうに御解釈される向きもあるようでございます。これは、アメリカ海軍のしきたりと申しますか、軍隊の当然のものの考え方でございまして、特定の武器がその船に積めるか積めないかということについては、これは言わないことになっている。私が従来国会において御説明いたしますところは、原子力潜水艦の構造上、さらには兵器体系の構成部門の関係上、スレッシャー以外の形の原子力潜水艦、いわゆる通常の原子力潜水艦でございますが、そういうものには積まないのだ、大改装しない限り積んでも意味がないのだ、ただし、その大改装というものは新しい潜水艦をつくると同じ程度の大工事になる、こういうことでありまして、したがって、アメリカの海軍省当局が言っておりますように、サブロックが搭載される潜水艦の数はスレッシャータイプのもの二十五隻、あるいは三十隻程度という言明もあるわけであります。したがいまして、私の御説明は従来から終始一貫しておることである。先ほどのおことばにございましたが、政府の統一見解と違うとかどうとかいうことの関連につきましては、私当時の速記録を読んでみましたけれども、私の申したことが統一見解と違う、あとでそれがまた統一見解の修正になったようなことではないと承知しております。ひとつこの点はさらによくお調べ願いたいと思いますし、また、私に対しましては、先ほど申しました椎名外務大臣から制されて私が答弁をしなかったという事実はございません。これは何らかのお間違いではないかと思います。ひとつそのように御了承願いたいと思います。