藤崎萬里の発言 (外務委員会)

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○藤崎政府委員 御意見の趣旨はよくわかりますけれども、ただ、これは、いままでに日本がこの条項を援用をされましてこれあるがために不利な立場に立たされたことは一ぺんもないわけでありまして、いままで問題になったことがないために、国連の有権的な解釈なんというものも定まっておりません。そういう実際上の支障がないために、なかなか、ほかの国の関心をこれに引こうとしても、いわば、何といいますか、精神的な面の問題なものでございますから、関心が高まってこないわけでございます。この点は、安保理事会のメンバーをふやすとか経済社会理事会のメンバーをふやすとかいうことは、それをふやしたいという国が非常に多いわけでありますので、やりやすいわけであります。この今度の改正はそういう部分的改正でございまして、いまの五十三条とか百七条とかいうものは、別にこれを軽く見る意味ではありませんけれども、いわば、もうその目的を達してしまったような、戦争中に作成された国際連合憲章というものに残っておる尾テイ骨みたいな条項だとわれわれは考えておりますが、これは全体的に憲章が再検討されるときに整理されるべきものである、かように考えておるわけでございまして、これを軽視しておるというつもりはないのでございます。

発言情報

speech_id: 104803968X00419650305_025

発言者: 藤崎萬里

speaker_id: 5189

日付: 1965-03-05

院: 衆議院

会議名: 外務委員会