藤崎萬里の発言 (外務委員会)

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○藤崎政府委員 いまの南北ベトナムの関係を単純なる内乱であるというように考えるのは、南北朝鮮の場合の関係を単純なる内乱であると考えるのと同じことになるわけでございまして、これは、単にアメリカがそう言っているとか、日本でそう申しておるとかということではございませんで、やはりこれは一つの国家と国家との間の武力的な衝突に準じて考えるべきであるというのが国際的な常識であろうと私は思うのであります。平時の関係においてその境界線が国境と全く同じ法律的性質のものではないということは先ほど申し上げたとおりでありますが、武力行使の禁止という関係においてはそれに準じて考えるべきものであろう、これは国際的な私常識だろうと思います。
 それから、一九五四年のジュネーブの協定には、アメリカも南ベトナムも結局賛意しなかったわけでございます。したがいまして、その選挙をして南北統一すべきであるということについては南ベトナムは拘束されない立場でございます。ただ、休戦協定は、これを尊重するということを南ベトナムもアメリカも言っておるわけでございまして、その休戦協定に関する限りは、南北双方が同様に尊重するという義務を負うわけでございます。

発言情報

speech_id: 104803968X01819650428_008

発言者: 藤崎萬里

speaker_id: 5189

日付: 1965-04-28

院: 衆議院

会議名: 外務委員会