石野久男の発言 (外務委員会)

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○石野委員 共同コミュニケを発表したときには、双方ともに非常に満足であるということを発表しておるし、大臣もそういうふうに言ってこられた。その中に旗国主義などみな入っておるわけです。それが、ただ一月もたたない間に、旗国主義については向こうから苦情が出てくる。こういう事情は一にかかって韓国の内部に日韓会談に対する反対の強い力があるということを証明しておると思います。私は時間がありませんからそれらの韓国の内部事情がどうあるかということはここで多くを申しませんけれども、問題は、そういう事情の中で朴正煕がアメリカに行きジョンソンと話し合いをする、そして日韓会談の正式調印の時期を非常に急がれておるというような情報も聞いております。そのようなことから、実質的には事務折衝の中でもかたまりのないものを政治的な立場から日韓会談正式調印ということが国会の終了後早急に行なわれるとするならば、外交上非常に疑義を残し、日本と朝鮮との友好関係の将来にとりましてもいたずらに問題を残すことになるのじゃないかということをわれわれは憂えておるわけです。そこで、双方に完全な意思の合致がないままに、むずかしいところがあってもあとで何とかまとめようじゃないか、正式調印だ、批准だというような会談の進め方というものは、これは私はよくないと思うのです。この際大臣に重ねて聞いておきますが、少しぐらいの考え方の違いがあってもとにかく正式調印にこぎつけて批准を日韓双方で強引に押しまくってしまうというような態度を今日おとりになっていられるかどうか。この点について、特にこの問題は、休会後われわれが議会を離れて、参議院選挙のさなかにおそらくそういう双方の話し合いというものは進んでいくだろうと思いまするので、私はこの辺に対する政府の明確な考え方というものを聞いておきたいと思う。大臣からひとつ御所見を承りたい。

発言情報

speech_id: 104803968X02319650601_007

発言者: 石野久男

speaker_id: 18824

日付: 1965-06-01

院: 衆議院

会議名: 外務委員会