石田博英の発言 (国際労働条約第八十七号等特別委員会)

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○石田国務大臣 私どもはドライヤー提案を受け入れて、それに対する処置を遅滞なく呼びかけておるのでございます。そしてドライヤー提案が、労使の相互信頼を回復するのには双方ともの反省が必要である、重大な態度の変更が必要であると申しました。われわれは労使の間の話し合いの場を持つことが少なかった点を十分反省をいたしまして、その提案に基づいて呼びかけをいたしておるのでありますが、これは会談でございまして、こちら側だけ出席したのでは成立をいたさないのであります。したがって、私どもは鋭意努力をいたしておるのでございますが、まだ御出席を得られるような状態になっていないことは、はなはだ遺憾でございます。
 そこで、もう一つは、国内法の問題について、この国内法の内容がすなわち労使関係の不信感の一つの前提である、こういうお話でございましたが、この国内法は、ドライヤー提案の中にも提訴者及び審問の経過を考慮されてあることを認めるということがございましたし、また、前の国会に提出をいたしました原案にその後の審議経過並びに御議論等をでき得る限り参酌いたしたのでありまして、十分御審議を願いたいと存ずるのであります。
 むろん相互の処置、すなわち信頼回復の処置と、それから批准の成立ということにつきましては、これはできるだけ一緒にやっていくことが望ましいのでありますが、ドライヤー提案にもございましたように、批准はまず出発である、出発はやはり先に出発しないと、途中のほうと一緒に出発するわけにはまいりませんから、出発のほうを先にいたしていただきまして、その出発を土台として信頼関係回復の努力をいたしてまいりたいと存じます。
 それから、国会の審議につきましていついつどうするということにつきましては、政府が関係することではございません。

発言情報

speech_id: 104804313X00319650410_021

発言者: 石田博英

speaker_id: 12704

日付: 1965-04-10

院: 衆議院

会議名: 国際労働条約第八十七号等特別委員会