前田榮之助の発言 (体育振興に関する特別委員会)

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○前田(榮)委員 たぶん皆さんもその点では非常に御苦労、御心配をなされたことと私も信じます。ただわれわれが参考人として呼んだときくらいはもっと熱意を込めてお話があるのじゃないかと、私はいままであまり質問もせずにずっと見ておったわけであります。
 そこで最後に、この問題がここまでまいりまして、片をつける方法といたしましては、まさか国有であったものを無償で、あるいは有償で払い下げたものを引き戻すわけにはいまの法律制度の上からはできないことでありますし、一昨日も新聞関係その他の参考人から、アマチュア優先の共同でやるよりほかにしかたがないのじゃないかというお話でありますので、私らも今日ここまできて、まさか政治革命をやるようなぐあいにいくわけのものではないわけですから、その点たとえば七十回というのを五十回にしてもらいたいとかいうように漸次改善をしていく、こういう方向にいかなけばならぬと思うのであります。これはいまのところ私個人の意見で、この委員会の決定事項ではありませんから、そのおつもりで聞いてもらいたいと思うのでありますが、そういうようなことの状態に追い込まれておる今日といたしまして、学生野球側のほうで、いまの国鉄七十回、東映十回、合計八十回ということは、おそらく六大学にいたしましても東都大学にいたしましても、従来どおりにはできないと思うのであります。そこで学生側の立場に立ってどの程度までやったらいいか、これは言いにくければ、あとで委員長に耳打ちくらいしてもらってもいいですから、そういうことの参考になることがあれば聞かしてもらいたいと思います。
 ちょっと質問がぼけたようなことになりましたが、つまり私個人として考えた立場で、いまの国鉄七十回、東映十回、合計八十回が表面上出ておりますが、これではいかぬ。これではいまの東都野球にしても六大学野球にしても試合ができないことになる。その点どの程度まで——程度がはっきりわからなければ、何かこのままではいかぬというような御意見を聞かしてもらいたい。
 それとあわせてもう一つ。これは文部省と関係のあることでありますから、文部省のことはわれわれまた別にあなた方がいらっしゃらないときに文部省に注文をつけるつもりでありますが、いまのプロ野球が七十回も八十回もあるということになりますと、アマが夕方になるし、学生野球を昼やられたのでは反対にプロ野球に差しつかえがある、そういうことで勢い十一時ごろから学生野球の準備をしながら試合に入る、こういうことにならなければならないようであります。それは学生として午前中の学校の授業に一大支障があるのではないかと思います。そういうことは忍ばれる問題でございましょうか、この点もお聞かせ願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 104804607X00919650311_015

発言者: 前田榮之助

speaker_id: 26109

日付: 1965-03-11

院: 衆議院

会議名: 体育振興に関する特別委員会