赤城宗徳の発言 (農林水産委員会)

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○赤城国務大臣 この事業を行なうために上からの押しつけだとか、あるいは強制的におちいらないように、十分配慮をいたさなくてはならぬと思います。でございますので、大体こういう事業を取り入れようというところにつきまして、慎重に選定をいたすことは当然でございますが、選定されましたところにおきましては、市町村とか、農業委員会とか、あるいは農協等が協議会を結成いたしまして、無理のないような、そしてこの仕事が進むような一つの計画、協議をしてもらうということにいたしておるのでございます。その点につきまして農民のほんとうの気持ちに沿わないような形になるということは、差し控えなくてはなりませんし、そういうことにならないように、県といたしましてもあるいは国といたしましても、実際に仕事をしていく上において慎重に指導していきたい、こう考えております。
 なお農業政策全体につきましての御指摘でございますが、先ほど申し上げましたように、生産対策につきましてもあるいは構造政策につきましても、何といたしましても農業の性質からいってわりあいに長期にわたりまして、一年で解決できるというような問題ではございませんので、そういう面におきまして長期の展望に立ってそれぞれのそういう政策をやっていきますが、価格政策につきましても最初に申し上げましたように、いまの農産物につきましての七割程度の価格支持をいたしておりますが、濃厚の度はございます。先ほど提案理由説明をしました甘味資源等につきましても、また兒玉さんから御説明がありました甘味資源等につきましても、これは価格支持面から生産安定のことを考えたわけでございます。そういうふうに牛乳の問題につきましても各方面から、補完的ではございますが、この価格政策というものを強力に推し進めなければ、現状を維持しあるいは農業を発展させることができない、こういうことでございますので、この政策はさらに進めていかなくてはならぬと思います。それに伴いまして、農業というものも単に農業面からのみよく行なわれていくというふうには私も考えません。社会の機構も非常に複雑化しております。また他方面におきましては相当いろいろな面で農業よりも経済の成長が激しいところもございます。そういうことでございますから、あるいは労働対策の面からも農業政策を行なっていかなければなりませんし、あるいは社会保障制度的なものも取り入れて農業政策を行なっていかなければならぬことは、いま御指摘のとおりでございます。そのいう面にだんだん非常に関連が深くなってきております。でございますので、そういう関連との上におきましても農業政策の万全を期していきたい、こういうふうに考えている次第でございます。

発言情報

speech_id: 104805007X03219650427_022

発言者: 赤城宗徳

speaker_id: 5392

日付: 1965-04-27

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会