坂本泰良の発言 (法務委員会)

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○坂本委員 しかし、法務大臣は重要なる発言をしているわけです。その発言の基礎になったことを捜査の関係で言えない、そういうことになれば、これは一方的にただ発表しただけであって、その発表がはたして真実なりやどうなりや、はたして大臣が発言しているような状態でやっておろかどうか、その真偽の点がさっぱりわからぬと思うのです。少なくとも大臣たる者がその結論を出す以上は、その結論に対するポイントの、ことに黒金念書の問題、印鑑証明の問題なんかは重要なポイントであるから、その点に対するどういう報告があって、どういう報告に基づいて関係がないという発言をしたかということにならなければできないと思うのです。それを、ただ捜査の関係というので言わないところに、国民は、検察庁というものは何でもできるんじゃないか、権力身持っておれば何でもできるんじゃないか、巷間いわれておるように、政治的に大いに関係があるけれども、ないように捜査を持っていく、そうして高橋大臣がこういうような発表をするなら、矛の方向に向かって政治に関係のない捜査しかしたがったら、これは公平なる検察庁の捜査ではないと思う。したがいまして、これを理由づけるためにも、一番重要な点、巷間政界と関係のあるような、政治家との関係について保証書とか、それから念書とか——念書には印鑑証明がついているのだ。全く関係があるように見られておる。それを高橋大臣が全然関係がない、こういう発表をしたわけです。その発表をする以上は、そういう重要な問題については、国民が疑問にしている点については、これはこうなっているんだから政治に関係がないんだ、政治的に関係がないんだ、こうならなければならないと思うのですが、その点いかがですか。

発言情報

speech_id: 104805206X03219650601_008

発言者: 坂本泰良

speaker_id: 26562

日付: 1965-06-01

院: 衆議院

会議名: 法務委員会