津田實の発言 (法務委員会)
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○津田政府委員 ただいま申し上げましたように、ただいまのお尋ねでありますが、それは要するに本件公訴事実は先般申し上げたとおりでありまして、この詐欺については吹原、森脇の共謀であるということに検察庁は判断いたして起訴いたした。したがいまして、ただいまお尋ねのように三菱銀行が詐欺をされることを承知しておったということであれば、これは詐欺罪は成立しないわけであります。したがいまして、検察庁はそれはそうでないと判断したというふうに見ざるを得ません。起訴をいたしておりますから。したがって、それは当然否定されておる。したがってその面は、もちろん捜査の対象になっていたが否定されていたというふうに判断すべきであると思う。ただ個々の事件につきましては、法務省といたしましては、一々捜査の内容に触れて、これは犯罪が成立するのであろうか、しないであろうかということを一々検察庁には問い合わせということはいたしません。これは一々さような問い合わせをいたすことは、検察権行使に影響を与えるおそれがありますので、それはいたしておりません。検察庁からは事実の報告を受けておりますが、取り調べたかどうかというような点についてこちらが質問することも一それはありますけれども、おおよその場合におきましては、検察庁の捜査報告を納得できるものについては何もこちらは質問をしないという態度をとる。これが検察権のある程度の独立を確保するゆえんでありまして、個々の捜査内容につきまして法務大臣のスタッフである私どもが口をいれることは、検察権行使に非常に影響を与えることになりますから、それはやっておりません。