横山利秋の発言 (法務委員会)

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○横山委員 関連して。大坪さんがそうおっしゃるので私もそうだと思う。刑事局長に、私しろうとですからお伺いしたいのですが、起訴状に自由民主党の三十億円云々を書くという心理、いまお坪さんのおっしゃったようなことを私も最初考える。そんな三十億円預けると言ったってだれも信用しないであろうと思う、しろうとならば。しかし、それを起訴状の中へ書くということですね。吹原はありそうなことをいろんなことを言った。その起訴状を書き、起訴の一つの理由とするに足るそれだけのことがあったのではあるまいか。だから麗々しく自由民主党三十億円とそこにお書きになったのではあるまいかと思う。これは推理でございますけれども、先ほども話が出たんですから、それなりに長原支店長が思考するに足るバックがあった。というのは黒金念書が一つ出てくる。それからもう一つは黒金さんが国民協会を設立された功労者であるということが出てくる。それから実印である。あなたは先ほどもおっしゃったのだけれども、土地を売買をするに足る実印の必要な時期は何月であったか。これはあなた御存じのはずですね。実印を貸して黒金念書をつくった時期と、土地を売買するために印鑑を必要とした時期とは明らかに違うのですよ。私はそういうふうに判断する。だから土地の売買に必要でない時期に印鑑が渡された。そうしてその実印が使用されている。だから、すべての黒金念書の印鑑というものが土地の売買に必要な時期に渡されているのではないのです。そういう判断は当然出てくるわけです。したがって長原支店長に、吹原氏が言う三十億円の金というのはある程度信博するに足る事情で説明をされた。したがって長原支店長がそれにだまされたというか、いま大坪さんの話でも、とても思考しがたいのだが、それがもっともらしく聞こえた。したがって、それが詐欺というか、そういうことになっていく可能性を持っている。だからこそ起訴状の中に自民党三十億円ということばが出てくるのではあるまいか。そうでなければ、そういうバックが、いろんなものがなければ、起訴状に書くこと自身も、検察陣は書かなかったであろうと私は推理する。どうですか、その辺は。

発言情報

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発言者: 横山利秋

speaker_id: 18642

日付: 1965-06-01

院: 衆議院

会議名: 法務委員会