坂本泰良の発言 (法務委員会)
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○坂本委員 そこで、この談話によって、ほかの面を見ますと、「黒金念書は偽造」「吹原事件の霧晴れる」こういうような大きい見出しを書き、内容をよく見ますと、まだそんな新聞の見出しのような霧が晴れることも今後の捜査ではないと、われわれ専門的には見ておりますけれども、しかしながら、政界とは全然関係がないというようなことを総括には言っておる。具体的に見ますと、やはりさっき読み上げましたように、三菱銀行の通知預金の関係から、それから森脇と吹原の関係から、相当具体的に検事正は語っておるわけですね。これを見ますと、政界関係のことについては関係がないと言って、吹原と森脇との点については、公平に見て、こいつらがやったんだということを非常に強調しておるわけです。これを私たち第三者から見て、発表も非常に不公平じゃないか、こう思うわけだし、なお、こういうような内容を検事正が発表するくらいなら、いろいろとこの委員会で委員の質問に対しても、やはりこれくらいの程度ならもっと私は一この次はいままでの速記録を抜き書きして来ようと思うのですが、もっと親切に国政調査には一その個人の名誉とか、捜査上差しつかえるような点は、これは限度をわれわれも知っておりますが、ことに近江絹糸の問題なんかは、こういうことだけでもどうですかと言っても、捜査の秘密で言えない。大臣も刑事局長の言うことを聞くから、ばかの一つ覚えというので議論もしましたけれども、それはそれくらいの高橋大臣ですよ。捜査の点については、それはこの国政調査も協力するのです。正しいことのために協力する。それは困る人もあるいは出てくるかもわかりませんけれども、それは公平にしなければならない。その意味において、その捜査の点等については限度を明らかにして、そうしてもう少し親切に説明してもらうお考えがあるかどうか、これをちょっとお聞きしてから次の質問に移ります。