小平忠の発言 (予算委員会)

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○小平(忠)委員 私は、なぜこういうことをお伺いするかといえば、今日単に東京都議会だけの問題ではないのであります。あなたはいま佐藤内閣の政治の姿勢を正すという意味において——これは自由民主党の歴代の内閣、歴代の総理がともすれば党利党略に走って、何年も長い間の今日のようなゆがめられた政治を国民はほんとうに望んでいるのかどうか。佐藤総理こそ、あなたが昨年の総裁公選において述べられたあの姿勢で決意と勇断を持ってこの難局に処するという、私はいまほんとうに重大なときだと思うのです。いずれかの時代に今日のようないわゆる政治の姿勢を正していかなければならぬときが来ると思う。この場合に、あなたは単に一党の党利党略をかなぐり捨てて、日本の国家国民のために、後世に名を残すようなりっぱな総理であってほしいということから私は申し上げているのです。今日のこれらの問題はすべてここに基因するのです。申し上げたように、各級選挙においてことごとく金のかかるような選挙が、いわゆる政治を腐敗させ堕落せしめているわけなんです。このことを私は声を大にして総理に申し上げたい。
 ついては、もう一つ私は総理に申し上げたいのでありますが、しからば参議院の選挙はもう目前であります。同時に、あなたは総理になられて、近くゆくゆくは解散をして国民に信を問うて、真に佐藤内閣の政策なり、佐藤内閣の姿勢を国民に訴えるときが間近に来るでありましょう。ところが、今日のごとき公職選挙法の姿においては、何年これを繰り返しても、今日のような政治姿勢、政治のあり方は私は改革できないと思う。公選法の中身については、これは選挙制度審議会にゆだねて十分に第三者の意見を聞くというけれども、総理みずからが金のかからない選挙に切りかえるという勇断がなければおそらくこれは不可能でありましょう。そういう面で、私はこの公職選挙法について総理はどのようにお考えか、お伺いいたしたいのであります。

発言情報

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発言者: 小平忠

speaker_id: 11712

日付: 1965-05-31

院: 衆議院

会議名: 予算委員会