野原覺の発言 (予算委員会第一分科会)
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○野原(覺)分科員 文部大臣非常に残念がっておられますけれでも、私はこれは実は総括質問のところで佐藤総理に、田中大蔵大臣を前にして、政府が国民に公約したことをこのように軽々に変えてよいのかどうか尋ねたかった。時間がなくて触れることができなかったのですが、これは単に中学一年だけが削除されたという問題だけではありません。公約したことなんです。だからして、まだ予算の審議はこれからずっとあるわけでございますから、予算の最終までに文部大臣としても、やはりこれは分科会で問題になって、あなたもこれは公約したということをお認めになったのですから、何とかこの予算修正についてあなた自身が動くべきだと私は思う。
もう一つ申し上げておきますが、こうはっきり言っておるのですよ。これは福田政府委員、初等中等教育局長、こう答弁しておるのですよ。「総理の本会議での言明によりますと、四十年以降は少なくとも小学校の四年、五年、その次は小学校の六年と中学校一年、それから最後には中学校の二年、三年というように、大体年次計画をもって進めて、そうして当初から五年以内には完全に無償を実施する。」
いわんや、何か予算折衝の過程をいまお伺いしましたら、半額地方負担だというような意見がいまごろ大蔵省から出るということ自体私は大問題だと思います。これはたいへんなことだと思うのです。これは全額完全に無償で国が実施をするのだ、五カ年計画だ、このことが繰り返し繰り返し本会議で総理からも言われ、それから教科書の無償措置法案、これは荒木文部大臣のときに二本出てまいりましたが、その審議にあたってこういう説明が私どもの委員会でなされておるわけです。これはひとつやはりその担当である文部大臣としては、相当強硬な決意で当たってもらわなければならぬですよ。しかるに何ぞやと言いたい。私どもは、これは中学一年までと実は期待しておった。このことは公約だから当然だ。ところが、金がないからというので簡単に二十二億円削除されて、小学校六年までであなたが引き下がったということは、どう考えても納得できない。私は了解ができません。だからして、もしあなたがそのことについての責任をお考えであれば、予算が終わるまにこのことはやはり修正してもらわなければならぬ。この点は強く要求いたしておきます。予算修正についてはまだその他にも若干ございます。私どもとしてはたくさんありますけれども、少なくとも政府の公約したような予算というものは、国民に対してこれは修正する義務があると思う。野党の主張じゃない。これはひとつ文部大臣、相当な決意をもって当たってくださるように要請をしておきたいと思うのであります。
そこで、第三にお尋ねしたいことは、学校給食の問題です。
原料代がどんどん上がっていきます。その原料を加工する加工賃もどんどん上がっていきます。そのしわ寄せがことしからの給食代の値上がりということになってきたのではないかと思います。
一体、学校給食というのは、パンとミルクとおかずの完全給食の場合、どのくらいの値上がりになると大臣は考えておりますか。小、中に分けて言ってください。