野原覺の発言 (予算委員会第一分科会)

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○野原(覺)分科員 私ただいまの数字は信用できない。これは東京、大阪の小学校を調査したらわかると思う、現実に父兄が支払っておるわけですからね。私どもの調査によれば、小学校は一カ月百九十円よけいとられる、中学校は一カ月二百二十五円よけいとられることになっておる。どういうものかね。あなたの五十円とか六十円という数字は信用できませんよ。現実に私どもは子供を学校に入れておるのだ。そうして大阪の場合は、一カ月の給食代が小学校は七百四十八円、中学校は八百八十円、そうなっているじゃありませんか。だからして、これは控え目に控え目に御答弁をされておりますけれども、現実にそういう支払いをしている。
 私は、こういうことを考えますと、高等学校の授業料は引き上げられるわ、給食代は百何十円も一人当たり上げるわということになれば、昔から貧乏人の子だくさんで、日雇い労務者が一万五千円か二万円そこそこの賃金で子供を三人も五人も小中学校に入れておる。都会においてはこれはたいへんなことであります。私はここでこういう点も考えて、政府は、人間尊重だ、物価を引き下げるのだということを佐藤総理も国民に約束をしておるときでもありますから、これはやはり国民の生活あるいは国民の負担能力というものも考えて、私は、もう少し国庫の負担を増額すべきではなかったか。引き上げる金額については、少なくとも国庫負担を増額して、なるべく国民に負担のしわが寄ってくるそのことを避くべきではなかったかと考えております。しかし、残念ながらそれができていない。
 そこで、文部大臣にお聞きしたいことは、学校給食というのは今日非常に重要視されてきておる。当面あなたは文部大臣として、学校給食について改善すべき点があるとすればどの点だ、こういうことをお考えになったことがございますか。あるとすればひとつお教え願いたい。

発言情報

speech_id: 104805266X00419650225_038

発言者: 野原覺

speaker_id: 16407

日付: 1965-02-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第一分科会