野原覺の発言 (予算委員会第一分科会)

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○野原(覺)分科員 私が本日の質問の当初申し上げたのはこの点です。内容についても若干訂正してもらわなければならぬ。上野の乙部の図書は整理されておるという御答弁が二十二日はなされた。ところが、ただいまの御答弁によりますと、ごく一部のものは整理されているけれども、カードあるいはその他、やはりまだ書庫の中で乱雑に放置されておる書物もある。こういうことでございますから、これは私はあなたのあげ足をとって、いまここでとやかく言おうとは思いませんけれども、先ほど来、私が申しておりますように、どうかひとつ図書の整理、受け入れですね、これはすみやかにやっていただくように。私は、図書館というのは予算要求その他が非常に遠慮ぎみじゃないと思います。これは議院運営委員会の中に図書館小委員会もあるから、二十六万冊の未整理がございます。それからお茶の水文庫六万点などもきておりますけれども、いま金がなくて困っております。自分たちはこういう方針を持っております。ということを積極的に国会に出されたらいいのですよ。これをあなた方はしない。しないでもって、こそくな、状態のままで今日図書館が通常されておるということは、せっかくあのりっぱな白亜の殿堂をつくっておるのに、何年たっても依然として中身は充実しないじゃないかこういう国民の批判が出てまいるわけでありますから、これはひとつ十分御配慮願いたい。次に、先般私、夜間の高等学校の卒業生について御質問しました。これはごくわずかの数でありましたけれども、小さいことのようですが、副館長としては、せっかくのお尋ねでもあることだから考慮するということでございましたが、これは御考慮願いたい。その考慮されるにあたって、私ここで、一言申し上げておきたいことは、行一にするためには必ず試験が要るのだというあなたの御見解は、私はこれは不要だと思うのです。現に衆議院で、参議院で、あるいは図書館の一部でも、行二の者が行一に上がるのに、試験を受けないで横すべりで上がっておる者が何人かあるわけです。衆議院でもやっております。参議院でもやっております。いままで国会につとめながら勉学の志厚く、夜間の高等学校に通って卒業した。そしたら今度は、お前らは試験だ、これに及第しなければ行一にして、やらないという。これから国会でやっていきたい。国会の仕事をしていただきながら、高等学校もやっと終わったのです。そういう若い者に対しては、よほど素行がよくないとか、人間としてできていないというのは別ですけれども、これらの諸君にはあたたかい気持ちで対処してやるべきではないか。これは御答弁は要りません。御考慮いただくということでありますから、ぜひひとつ考えてもらいたい。それから、お聞きいたしますと、あなたの職員組合と館の理事者の間がどうもしっくりいかないように私は聞いております。これはどちらに責任があるかは、私ども軽々には申し上げるわけにはいかないと思いますけれども、これはひとつ理事者側として――本日は理事者であるあなた方に質問しておるから、私、申し上げておきますが、やはり組合にも反省をしてもらわなければならない点があるかもしれませんけれども、組合が要求を出して交渉する場合には、単にこれは管理運営事項だからだめだ、そういうことでなしに、進んでやはり話し合いに応じてやる。組合の意見も聞いてやる。聞きますと、六百何十名がつくっておる組合です。そういう態度が私は管理者の側にもあってしかるべきではないか、あるべきではないかと思うのです。この前、不正問題が起こった。使い込み事件が起こった。あのことが組合で問題になって、交渉にまいりますと、それらはお前らの口出しをすべきことではないのだ。いまだにやはり六百五十名の組合には、正式に館長以下管理者としての決意が示されていないやに聞くわけです。これは私きわめて遺憾だと思います。管理運営事項かどうかは議論の余地がありますが、たとえば管理運営事項だということに客観的に認められましても、図書館の中に起こった使い込み不正事件ですから、これはまず何といっても、組合のほうからこれが持ち出されて、どうするかというようなことになれば、いやこうするのだと、進んで皆さんのほうからお話し合いをすべきです。そういうことをすることが、組合と管理者との間が円滑にいくことではないかと思うのです。この辺に対する副館長の所信承っておきたい。

発言情報

speech_id: 104805266X00519650226_080

発言者: 野原覺

speaker_id: 16407

日付: 1965-02-26

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第一分科会