小泉純也の発言 (予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会)

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○小泉国務大臣 いまの御質問にもございますとおり、資料と申しますと、やはり防衛庁において責任の持てる正式の文書であるべきでありまして、私ども国会議員の常識といたしまして、国会の資料と名のつくものは、その官庁が責任の持てる資料というふうに解釈をいたしてきているのでございます。この三矢研究のいわゆる原本というものは、たびたび申し上げますように、各幕僚のそれぞれの答案、図上演練の集積でございますので、これが調整されてもいなければ、結論がつけられてもおりませんし、また、防衛庁が正式に決定した文書でもございませんので、こういうものを資料として出すことは他にもいろいろ影響がございまするし、また、これを資料として提出することによって、そういう決定がされていない正式でないものが防衛庁当局の正規の見解であるというような誤解を世間に与えてもなお困るのじゃないかということで、今日まで慎重に検討をしてきたわけでございまするが、先ほど来申し上げておりますような考え方から、この原本を資料として国会に提出することは適当ではない。さらにまた、先ほど江崎小委員の御質問の中にもございましたとおり、仮定の想定をしてそれに幕僚が答案を出したものであり、たとえ仮定のことであったといたしましても、及ぼす影響がいろいろ広範にわたるのでございますので、こういうものをば正式に資料として国会に提出することは、さらに誤解を生ずるというようなことも私ども憂えまして、最大限度国会の審議に御協力しなければならないという立場において、一昨日小委員会に提出いたしました、三矢図上研究なるものはかようなものであるというものを作成いたしまして、これを資料として御提出申し上げたわけでございます。参議院におきましても連日この問題が提起されまして、総合いたしますると、結局は、原本そのもの、いわゆる私どもが申しておりまする各幕僚の答案そのものをば全部出せ、かような要求でございますけれども、これは御提出申し上げるわけにはいかないという考え方といたして、御質問に対してこれを繰り返しお答え申し上げて今日の段階に至っておるような次第でございます。

発言情報

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発言者: 小泉純也

speaker_id: 14690

日付: 1965-03-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会