小泉純也の発言 (予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会)
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○小泉国務大臣 わが自衛隊があくまでも文官優位の原則を貫かなければならないということは、いま江崎委員の申されたとおりでありまして、最も重大な問題であろうと思います。わが自衛隊は、今日、民主主義擁護を最も身上といたしまして、上官も部下を指導するに、常に民主主義の擁護というものを念として、細心の注意を払って教育をいたしておりますし、また隊員全体、あげて民主主義の体制のもとにおいて、日本の国防というものに全きを期さなければならぬと鋭意努力をいたしておるわけでございます。もちろん長官はじめ、このシビリアンコントロールという問題には常日ごろ最も重大な関心を払い、またこれは厳として今日までも行なわれておりますし、その点においてはいささかも心配がないということを私は断言ができるのであります。いわゆる三矢図上研究の問題が世上の問題になりましても、先ほども触れましたが、自衛官の諸君は、シビリアンコントロールの点において疑惑が持たれているとかなんとかということに対しては非常に驚いておりまして、彼らは、そういう政治介入とか、そういうような一連のことに対しましては、私どもから見ればむしろ神経過敏なくらいに非常な慎重を期しておるわけでございまして、さような懸念は断じてございません。今後また私どもは、責任を持って文官優位の原則を貫く、またクーデターなんということは、それこそ夢想だにもできないことでございまして、そういうことを行なおうと考えておるものは一人もおりませんし、そういうことが行なえるようないまの体制でもないということをここにはっきり申し上げて、一部にでも国民にそういう心配がありますることをひとつぜひとも解明をして、了解をしていただきたい。私ども、国民の一部にそういう心配があるととをきわめて遺憾に存じておるわけでございます。