高田富之の発言 (予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会)

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○高田小委員 もう何とかして近隣の地域に起こりました武力紛争というものがわが国に波及しない、波及させないということを政府としては第一義的に全力をあげなければならぬということで、それを国民は期待している、これは申し上げるまでもないと思うのですよ。ところがこの研究者たちの考え方では、そういう考え方をはっきり批判していますね。こういう文章でこれをやっております。「未然防止、波及防止についてどのように考えるか」この「答解の問題点」ということで書いておりますから、これはかなり皆さんで討議された基礎的な問題点、整理された見解だろうというふうに受け取るわけですが、この「未然防止、波及防止についてどのように考えるか」ということでございます。これをずっとかなりこまかく書いてございますが、これに流れております考え方というものは、いままで政府のやってきたような波及を防止しようということにきゅうきゅうというようなことはいかぬとここにあります。「だからといって、何らなすところなく、従来どおりの、現実の火の粉がかからぬようにすることに汲々たる方針を持ち続けてよいものであろうか。政府はあらゆる情勢を判断して、今ここで要綱に示す国策をとることが」最善の方策なんだというふうに、非常にそういう点については不満を持っている。いまの制服の諸君は、そういった波及を防止するというような態度、それに非常に不満を持っておるということがここに書いてあるわけであります。ですから、この点については、政府としてはこういう考えはとらないならとらないということを明確にされるか、さもなければ、当然やはり波及する危険性はそのほうが大きいと知っても、朝鮮の事態を防ぐためには協力してやらなければならぬという立場をとるのか、その点はやっぱりここで明確にしていただくことが必要だ、こう思います。

発言情報

speech_id: 104805277X00719650407_018

発言者: 高田富之

speaker_id: 8851

日付: 1965-04-07

院: 衆議院

会議名: 予算委員会防衛図上研究問題等に関する予算小委員会