天田勝正の発言 (決算委員会)
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○天田勝正君 最後の部分だけ言えばいいので、どうも前のが正しかったようなことをるると述べられて、私の質問とは違って、何か数量数量というので、数量のほうにすりかえている。そういうものじゃないですよ、ここで指摘したのは。私はきょうの時間を節約するために前に言ったことを繰り返さないだけであって、ここに指摘されたことは、検収処置当を得ないため不良品をそのまま受け入れている、こう指摘されている。だから、質の問題なんです。だから、数がいかがあろうとも、質において、検収当を得ない、こういうことを言われているんだから、抜き取り検査するしか手がない。もしあなたが説明するように、工場で検査したのだからだいじょうぶなものだといえば、こういう指摘事項は起こってこない。これは、そこで検査しなければ、配属した部隊で今度は検査する、こういうことになるだろうと思うのだけれども、もしそこでも十分な検査がなければ——二重にやってたいへんだということをいろいろなことばをもって説明したのだろうと思うけれども、しかし不良のものであったらさっそく人命にたいへんな影響になるでしょう。単にここは決算で金銭のことだけを調査するのではなくて、ものが当を得なければ、事は航空自衛隊なんです。陸上ならどこも落ちることはなかろうけれども、飛行機ならば、つけてしまったものを、その部品がこのような調子で、もし部隊で発見できなかったとか、あるいは会計検査院で発見できなかった、それで使用した場合のことば、実にたいへんでしょう。そういうことですから、あまりいままでのが正しいようなことを言わないで、正しければそのまま変えないのがあたりまえ、最後の部分で、抜き取り検査でも、それでもできる。それを私のほうからすでに言っているんですから、あまりことばをたくさん使わないで、あっさり、指摘されたのだから、最後の部分の、抜き取り検査にいたしました、これでいい。
次に進みます。これはさきの委員会におきまして、防衛局長がおられませんのでこれは保留した問題であります。すなわち、政務次官、説明の八ページから九ページを見てください。ここにあることは、要は十三個師団の態勢を完成いたしましたほか云々と、いろいろな説明がございますが、そう言われても、私の調べでは、この年度の初めにおいて約三万名の欠員が陸上自衛隊で不足しているんだ、これを聞いたところが、防衛庁のほうの調べでも二万九千名、いずれにしてもたいした数の開きがなかった。そうすると、いまの師団編成の人員からすれば、実に四個師も足らない。十三個師といってみたところで、三分の一も足らない。それでは一向に、十三個師団の態勢を完成いたしましたということは、てんでそのことばが当たらぬじゃないかということを指摘した。結局、そのために、特に陸上自衛隊はもう恒常的といっていいくらいえらい不足を来たしているのだ、そういうことで議論が発展いたしまして、要するに、結局は自衛隊員に社会に出ても十分通用する技能者になるよう何かの教育を行なう以外にないじゃないか。そこで私が例示したのは、たとえば通信隊で言えば、いかなる学校よりもはるかに豊富な機材がそろっておって、実技的にも社会に出た場合には非常にこれは尊重される、そういうことであるから、そうしたらどうかということを例示として申し上げた。問題は普通科部隊ですけれども、普通科部隊であっても、たとえばオペレーター、そういうようなことで、本来の任務のほかに教育の部分をかみ合わせればさようなことはないのじゃないかということを申し上げたわけでありますが、その点について一生懸命今後努力するとか、いろいろ抽象論の話はございましたが、さて前向きに、じゃ解決策というのは別にとっておるのか、それに対する答弁を求めたい。
それからもう一つ、先日言わなかったことですが、これは政務次官も聞いておいていただきたいのですが、国は地方公共団体に補助金を出して、この隊員募集の委託をしているのですね。その募集事務地方公共団体委託費と、こういうので予算に計上されておるそれが、三十八年度でいいますと、四千四十九万円、三十九年度でやはり同額でしょう。そうすると、これを町村割りにすると、四、五百円になりはしませんか。たぶん四、五百円というようなことだったら、まあこれは零細補助の典型で、配分の労多くして、一向、四、五百円だったら、ほとんど何も使えない。かようなものはむしろ整理して、他の方法で何かやったほうが当然いいとだれしも考えられると思います。そこで、私としては、でありまするから、この際、過去五年間、三十五年以降でけっこうですから、都道府県別、市町村別の補助金を渡した、あるいは向こう側から見れば受領した、こういう統計、それから四十年度の要求額、これがどうなっておるか、それから、さような数字的にこの際明らかにできるならばしてもらいたいし、もし、ここに用意されていないというのならば、いま申し上げた三十七年度の決算を審議するまでに、ちゃんと資料を整えて御提出願いたい、こういうことは、後段の分は要求しておきます。