泉美之松の発言 (予算委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府委員(泉美之松君) 税収のこまかいことでございますので、便宜私からお答え申し上げます。
酒税につきましては現在の状況からいたしますと、別段収入実績がそれほど悪い状況ではございませんで、ただ前年同期の収入ぐあい八四%に対しましては一月末現在におきまして八二・六%で約一・四%昨年より下がっておりますけれども、十二月中の売れ行きが相当よかったものが、これが二月の収入に入ってまいりますので、私どもといたしましては、酒税につきましては当初見積もり額より若干多い収入を年度末までにはあげることができるのではないか、二、三十億近い増収が出るのではないかと、かように期待いたしております。
それから、砂糖消費税につきましては昨年の収入実績の八五%に比較いたしまして、本年の一月末は七八・六%と、約六・四%、かなり下がっておる状況にございます。しかし、これは一昨年十二月税制を改正いたしまして五円砂糖消費税を引き下げましたので、昨年の場合には減税による減収の影響が少なかった。それが本年はフルに減税の影響が出てくるために、率が下がっているわけでございまして、このような状況になっておりますが、これにつきましても、現在の見積もりでは二月、三月にかなり入ってまいりますので、砂糖消費税全体としては二、三億の当初予算に対する減収になるかと存じますが、さほど大きな減収にはならない見込みでございます。ただ、揮発油税につきましては、御承知のとおり今回税法改正を提案いたしておりますが、最近揮発油使用の自動車からプロパン使用の、LPG使用の自動車に転換が行なわれまして、揮発油税の対象になります揮発油の消費の伸びがやや鈍化いたしております。そのために揮発油のほうにおきましては四十億近い減収が出るのではないか、かように予測いたしておるような次第でございます。次に物品税でございますが、物品税につきましては、昨年の八一・二%に対しまして本年は七五・八%でございまして、これまた五・四%ほど収入が下回っております。これは最近の経済の動向からいたしまして、特にオリンピック終了後テレビその他の消費が伸び悩んでいるというような状況がございまして、そのために補正予算につきまして若干減収を見込んだのでございますが、なおそれに比べまして本年度末までにやはり若干の減収を生ずるのではないか、かように予測いたしております。主として最近の経済の動向を反映いたしまして消費が行き悩んでいるといった状況によるものでございます。現在の見通しでは約六、七十億の減収になるのではないか、かように予測をいたしております。