橋本登美三郎の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府委員(橋本登美三郎君) 鈴木さんも御承知のように、医療問題は、これは国民の生活に直接関係のある重大問題であります。したがって、正月以来といいましょうか、その前からでありますが、医療問題が相当困難な状態になってまいりまして、なお、一月の中医協が、現実的に支払い者側の出席拒否によって混乱の状態におちいっておったことは御承知のとおりであります。で、総理大臣からして、この問題は国民生活に大きな影響があり、かつまた近代国家として、当然これは前向きに解決をしなければならぬ問題である、したがって、政府を代表して支払い者側の意見を十分に聞き、かつまた、政府の意のあるところを十分に理解を遂げるようにという指示を得て、私が政府の代表として、支払い者側の八団体、もしくは七団体でありまするが、会見をいたしまして、十数時間にわたって、といいますか、二十時間以上にわたっての詳細なる懇談を遂げたのであります。したがって、支払い者側と私並びに幹事長、政調会長がこれに同席をいたしましたが、もちろん、これは総理大臣の指示を得、かつまた、必要に応じて厚生大臣とも連絡をとり、そこで、御承知のような八項目にわたる決定を見たわけであります。合意を見たわけであります。で、この八項目にわたる合意に達しました点は、ごらんになればわかりまするように、医療問題全体にわたっての政府の姿勢を申し上げております。したがって、具体的の予算問題等はもちろんこれは大蔵大臣、あるいは事務的の問題につきましては厚生大臣がこれを考慮すべきものでありますけれども、全体の姿勢として、基本方針として、医療問題を国民経済の見地からこれを考えなければならぬ、同時にまた、医療問題というものは、新しい意味での近代社会、社会開発の観点からこれを考えていくべきである、こういう姿勢、態度を、この八項目のお互いの妥協によって、解決によって、われわれは示すことができた、こう御了解願いたいのであります。したがって、もちろん、これは厚生大臣、あるいは事情によっては総理大臣と連絡の上、政府の正式の態度として合意に達したものである、こう御了解願いたいのであります。

発言情報

speech_id: 104815261X00619650308_026

発言者: 橋本登美三郎

speaker_id: 16384

日付: 1965-03-08

院: 参議院

会議名: 予算委員会