福田赳夫の発言 (予算委員会)
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○福田(赳)国務大臣 ただいま申し上げましたのは、安定成長下の成長率について申し上げておったわけです。いまお話しの問題は、その以前の事態についての問題のようでございますが、ただいま当面しておる本年度の問題としますと、ともかくもう数ヵ月横ばいで過ぎちゃったのです。過ぎちゃった今年度における成長率が幾らになるかという問題は、横ばいの経過した部分も含めて平均しての話になるわけです。七・五%という当初の見通しは十二カ月を平均しての話です。いままで数カ月こう横ばいで来ておる、今後残った数カ月の高さというものは年間平均率で七・五%だというふうに申し上げましたならば、これは非常に高いものになるわけですね。かりに九月までが横ばいでいって……(加藤(清)委員「第二次てこ入れがあるかないか聞いておる」と呼ぶ)そうですか。しかし、前提としてそういうことを申し上げておるわけですが、ただいま私どもが金融上、財政上、あるいは通商上とっておる政策を総合しますと、これは相当の効果が出てくる、こういうふうに考えておりまして、ただいまのところ景気対策としての手段というものは考えておりませんけれども、しかし、総理がきのう申し上げましたように、経済は動きがなかなか複雑で予測もできない状態でありまするから、これから変化する状況がありますれば、それに対応いたしまして弾力的な手を打つということは、これはもちろんそういうふうに考えておる次第であります。