海原治の発言 (予算委員会)

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○海原政府委員 話が少しこんがらがってまいっておりますが、石橋先生がいまお使いになっておりますランチャーということばにこれは関係がございます。それで、レギュラスという、ミサイルにつきましては、言うなれば、大砲のようなものにすぐそのまま砲がつけられるわけであります。このときの議論はそういうことでございましたが、B52につきましては、B52全部がいわばランチャーのようなものでございます。B52の爆撃機は常にハウンドドッグをつけて出るんだ、こういう前提でものをおっしゃっておりますが、それはそういうものではございません。B52の翼の下についておりますところのパイロン、これからミサイルが発射されますけれども、ランチャーということばと関連してお考えの場合には、先ほど来安川北米局長が言っておりますように、B52全部がハウンドドッグというもののランチャーと、こういうようにお考えいただきたい。さらにはB52が出動しますときには、常にハウンドドッグをつけておるのだ、したがって、ハウンドドッグが翼の下にぶら下がりますが、ぶら下がるところの機具があれば、すなわちこれはランチャーがあるのだ、こういうことにはならないわけでございます。かねがね事前協議の対象になるものにつきましては、先生も御存じのように、地対地のIRBM、MRBM、こういうものは当然に核弾頭ということになっておりますけれども、両方のものがつきますときには、核弾頭を装着した場合において初めて核兵器である、これは従来から政府が一貫してお答えしておるところでございます。したがいまして、いままでのところを総合いたしますと、まず第一に、B52とハウンドドッグとは切り離せないものであるという前提に私は問題があると思います。B52が飛んでくる場合には核弾頭を常に発射できる、いわゆるランチャーをつけておるのだということではございませんで、これはB52の爆撃機の翼の下に、空対空のミサイル、空対地のミサイルを発射できるものがついておるだけでございますから、言うなればB52全部が核弾頭を発射できるランチャーである。と同時に、普通爆弾をも投下できるランチャーである。したがって、核弾頭をつけてない場合のB52は、別に事前協議の対象となるものではございません。

発言情報

speech_id: 104905261X00419650806_234

発言者: 海原治

speaker_id: 4884

日付: 1965-08-06

院: 衆議院

会議名: 予算委員会