米田正文の発言 (災害対策特別委員会)

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○米田正文君 ほかに質問者があれば私はせぬつもりでしたが、ないそうですから、じゃ私はごく簡単に質疑いたします。
 私、今度水害を二、三見て回った中で、各河川にできておるダムによって水害が激化された事例があるようですが、これはまあ私は具体的に一地点について言うわけではありませんが、全体の問題としてそういう傾向が各地にあらわれてきておる。これは御承知のように、たいへんたくさんいろいろなダムができてまいっておるので、そのための災害を惹起しておる事例がある。そこで水害と一口に言いますけれども、これ、内容的にはいろいろ複雑な関係もあるようですから、一がいに言えぬと思いますが、まあいまよく問題になるのは、ダムの上流の問題と下流の問題とに分けてみると、上流では計画の高水量よりも計画以上の洪水が出た場合の問題、それからそのダムの操作が規定のとおりに行なわれたかどうかの問題、それからダムの上流部で土砂がかなり堆積をしたために起きた問題があり、下流のほうではダムの直下流で相当な高水量の場合に、予期しないダム直下流に特に護岸その他の被害が多くなり、かつ沿川の民家にも被害を及ぼすという例が今度の場合にもあるようです。
 そこで、まあそれはいろいろな関係がありますが、これは一々こまかく言っておったら時間をとるから、ここで一つだけ聞きたいのは、ダムの上流部に土砂がたまったために、いままでの高水計画線よりも計画線が上がるという場合がある。特にこれはどこに多いかといういうと、河川にできておる小ダム、比較的小さいダムで、電気だとか農業用水だとかいうような専用ダムの場合に多いようであります。いま建設省でやっておる多目的ダムのような大きいダムについては、比較的少ない。まだ私も多目的ダムについてはそういう事例も聞きませんが、まあ私がいま申し上げるのは発電ダムの場合です。そこで、この計画高水位線が河床の上昇のために、上がってくるために受ける水害については、その被害に対して補償をどうするかという基本の方針について、建設省ではどういう指導をするつもりかをまず聞きたい。

発言情報

speech_id: 104914339X00119650910_013

発言者: 米田正文

speaker_id: 7345

日付: 1965-09-10

院: 参議院

会議名: 災害対策特別委員会