椎名悦三郎の発言 (日韓条約等特別委員会)
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○国務大臣(椎名悦三郎君) その圧力の効果が日韓交渉を促進するためには、全然効力がなかったならば、その圧力はむだであったということにもなると思います。向こうはどう言おうと、そのために促進された事実はありません。
なお、これに関連して私がこれはきわめて確かな情報でありますが、アメリカ以外のさる先進国からの情報としてきわめて信頼すべきものであります。韓国の相当の首脳者が借款のためにそこを訪れていろいろ折衝した際に、なぜ一体もっと緊密な関係を有すべきはずの日本との間に早くこの協定を成立させて、そうして経済的な建設のためにこれを役立てないのか、それを差しおいて、そうして遠くのわれわれのところまで来て、そうしていろいろな申し入れをするということは、大体順序、軽重を誤っているんじゃないかというような、かなりきびしい勧告を受けたという事実を私は入手しております。どこの国でどういう人からそういう話を聞いたということは言えませんけれども、きわめて信頼すべきこれは情報でございまして、私が直接これを聴取いたしたのでございます。これなんかは、いまあなたの言う圧力といえばこれは重大な圧力、かなり重要な借款申し入れに関連してそういうことが行なわれたのでありますから、それらも圧力といえば圧力、ところがいまハンドブックにあるのは、全然きかない圧力、ききめのない圧力、こんなのは私は圧力とは考えないのであります。まあ御参考までにある先進国との間にさようなことがあったということを、御参考までに申し上げておきます。