小平忠の発言 (体育振興に関する特別委員会)
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○小平(忠)委員 了解いたしました。
そこで、大臣は時間があまりないようでありますし、関連質問の委員の方もおられるようでありますから、あと一、二点にしぼってお聞きいたしたいと思いますが、御承知のように、札幌がいろいろな強豪を押しのけて圧倒的な多数で当選の決定を見たということは、これはひとり札幌市民だけでなく、日本国民にとって非常に喜ばしいことであります。しかし、一昨年の東京オリンピック大会とは違いまして、やはり津軽海峡という海を隔てた北辺の地にある札幌であります。施設にいたしましても、あるいは札幌市自体の経済力にいたしましても、国際行事をみごと成功させるということにおいては、どうしても強力なる国のバックアップがなければ、成果をあげることは至難だと思うのであります。そういう意味で、私は、一昨年の東京大会の例にもありましたように、やはり相当手順よくやりませんと、札幌の場合は、冬季間凍り上がるとか、よく北海道ではしばれ上がるということばを使いますが、道路を舗装するにしましても、路盤を一メートル五十も下からやらなければいけないというような特殊事情があります。東京大会のような考えで施設、道路などをやった場合には、非常に見当が狂うと思うのであります。そういう意味から、やはり手順よく進めなければならぬと実は思うのでありますが、私も、予算委員会の委員のメンバーとして、ローマの大会、あるいはオスロの冬季大会などの——実はオスロのホルメンコーレンの施設など見てまいりました。いずれも優秀な施設でありますが、札幌が圧倒的多数で決定したこの期待にこたえるためにも、私は相当思い切った考え方で進めなければならぬと実は思うのであります。どうか主管大臣たる文部大臣の立場から大蔵省を鞭撻していただきまして、やはり初年度、四十二年度からはっきりした見通しをつけて予算措置なり、あるいは内閣のいわゆる関係閣僚の協議会なども、文部大臣が先頭に立って指揮をされてこれを推進されることを、実は期待したいのであります。今後あらゆる機会をとらえて実態をお伺いし、またわれわれも意見を述べて、十分に鞭撻したいと思いますが、重ねて、この札幌という特殊事情、そういうようなことから、以上のような観点についての文部大臣の所信を最後にお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。